飼育水中に含まれる鉄分含有量を簡単に測定します。鉄分は全ての水草にとって必要不可欠な栄養素の一つです。鉄分が不足すると水草の生長に障害がでます。水草の葉が黄白色になるのは、鉄分不足の典型的な症状です。飼育水の理想的な鉄分含有量は0.5~1.0mg/lです。鉄分が多すぎる場合は魚にとって有害で、鉄分含有量が1.0mg/lを超えると魚だけでなく水草にとっても有害になります。また、どんな鉄分も水草にとっていいという事ではなく、水道水に含まれる鉄などは害を及ぼすこともありますので、水道水は必ず有害物質を取り除いた