Feature

●·サンプリング周波数 44.1k/48k/96k Hz·量子化ビット数16/24ビット·ファイルフォーマッWAV、BWF、MP3
●·記録メディアSDカード(64MB~2GB)、SDHCカード(4GB~32GB)、SDXCカード(64GB~128GB)·Wi-Fiによるリモートコントロール
●·内蔵マイク単一指向性ステレオコンデンサーマイク


Description

Product Description

4トラックのリニアPCMレコーダー。単一指向性ステレオコンデンサーマイク搭載。またXLR/TRS外部入力端子を活用することでより高度な録音にも対応可能。加えて、楽曲制作に活用できるMTRモードを搭載。ステレオ録音だけでなく、2ステレオ、ステレオ+2モノラルなど用途に合わせた使い方が可能。

Amazon.com Review

ハンディレコーディングをもっと⾃由に。
Wi-Fiでのフルリモートコントロール、ファイル転送に対応した4TR/XLR入力対応のX-Y方式ステレオマイク搭載リニアPCMレコーダー。

発売以来⼤変ご好評いただいているリニアPCMレコーダーDRシリーズに、Wi-Fiによるフルリモートコントロール、再⽣モニタリング、ファイル転送を実現した次世代モデルが登場しました。
使いやすさを追求し⼀新されたユーザーインターフェースとともに、ハンディレコーディングの常識を覆します。
DR-22WLは、だれでも簡単に⾼⾳質リニアPCM録⾳がお楽しみ頂けるよう、使いやすいユーザーインターフェースを追求したシンプルなモデル。
管弦楽器やピアノ、アコースティックギターなど、アコースティック楽器を中⼼とした⾳楽録⾳に最適なモデルです。


本体だけで高音質録音 -本格的なX-Y方式ステレオマイクを搭載-

ねらった録音を実現する、X-Y方式単一指向性ステレオコンデンサーマイク
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音響特性を考慮して設計されたマイクカプセルに、単一指向性のコンデンサーマイクをマウント。
ご好評いただいている従来機の音質を基準としながら、試聴評価を経てマイクユニットを選定しました。
ステレオ感がありながらもまとまりのあるサウンドが得られるX-Y方式を採用しています。

音圧132dB SPLの大音量を確実に捉える耐高音圧設計で大音量のバンド録音にも安心

リハーサルスタジオでの録音、ロックコンサートの録音、飛行機、電車など大音量音源でも歪まずに録音可能な設計となっています。
132dB SPLは一般的な映画館の最大音圧105dB SPLの20倍を超える大音量です。


物理的なノイズを軽減するショックマウント構造
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レコーディングスタジオで使われるコンデンサーマイクと同様に、振動を吸収するショックマウント構造を装備しています。
カプセルと本体の間に設けられたゴム素材が効果的に振動を吸収します。

レベルオーバーに備えるデュアルレベルレコーディング機能

デジタル録音においては、可能な限り大きな音で録音できるよう調整することが高解像度録音に繋がります。
一方で、歪んでしまった場合はファイルを使うことができなくなります。
デュアルレベルレコーディングは双方の要求を解決する機能で、レベルの異なるふたつのステレオファイルを同時に録音します。
歪んでしまった場合は、低いレベルで録音されたファイル(歪んでいないファイル)を使うことができます。

※デュアルレベルレコーディングを有効にした場合は、最大同時録音トラックが2トラックとなります。

プロフェッショナルの要求に応えるXLR/TRS入力端子

外部マイク/外部機器の接続を可能にする+4dBuラインレベル/+48Vファントム対応XLR/TRSインプット
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NEUTRIK製XLR/TRSコンボジャックによる2系統の外部入力端子を装備。
+4dBu入力に対応しているため、PAコンソールなど業務用機器との接続も可能です。
また、ファントム電源の供給にも対応するため、コンデンサーマイクも接続可能。
XLRコネクターは業務用途では必須のロック機構付きです。

PGAと高性能オーディオコーデックの採用により低ノイズを実現
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オーディオ入力回路のレベル調節にPGA(Programmable Gain Amplifier)を採用。
オーディオコーデックのレベル調節回路を用いてレベル調節をするのが一般的ですが、レベル調節回路を独立させローノイズのオーディオ入力回路を実現しました。
加えて、オーディオコーデックは名高いCIRRUS LOGIC製の高音質コーデック、CS42L52を採用しています。
本体マイク、外部入力ともにこのローノイズオーディオ入力回路を経由しています。


外部マイク、外部入力との併用に便利な4トラックレコーディング
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内蔵マイク+PAコンソール出力、内蔵マイク(オフマイク)+外部コンデンサーマイク(オンマイク)といったように、異なるステレオ音源を同時に録音できます。
入力レベルはそれぞれ個別に設定することが可能。
ステレオ録音においてもL/R、または1/2の入力レベルを個別に設定できます。
録音後はレベル調整をしてステレオファイルにミックスダウンすることができます。



タッチノイズ無縁のローノイズレコーディング

アクセスポイント不要、1対1のWi-Fi接続
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Wi-Fi接続は、スマートホンなどのWi-FiデバイスとDR-44WLを1対1で接続しますので、外部のWi-Fiアクセスポイントは必要ありません。
画面に表示される情報を入力するだけでWi-Fi接続を確立できます。
接続状態は本体LED、アプリ表示画面で確認できます。
万が一接続が遮断された場合でも、録音が止まることはありません。

無償アプリによるフルリモートコントロール(iOS/ Andoroid)
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ハンディレコーディングにおいて避けられない問題とされているのが、操作時のタッチノイズです。
これを排除するには、本体を触らないことが唯一の解決策。
DR-44WLはアプリからワイヤレスコントロールできますので、タッチノイズを排除することが可能です。
録音、再生などトランスポートコントロールはもちろんのこと、入力レベルの調節やローカットフィルターの設定に至るまでワイヤレスで操作できます。
Wi-Fi送受信による電池の消費を抑えるための省電力モードも備えています。

※無線操作が操作性に好ましくない影響を与える機能は、コントロール対象から除外しています。
音声確認もワイヤレス、ワイヤレス再生モニタリング機能※

従来のリモコンでは、操作はできても音声の確認はできませんでした。
DR-44WLでは、録音した音声をWi-Fi経由で伝送し、スマートホンから聞くことができるワイヤレス再生モニタリングを実現。
DR-44WLにイヤホンを接続して聞くのと同じように、手の届かない場所に設置したまま音声確認を行うことができます。

※ワイヤレス再生モニタリング機能は、録音後の音声確認を想定した機能です。入力音のリアルタイムモニタリングには対応しておりません。

録音後はスマホ経由でその場からSNSへ

WAV/MP3ファイルを同時に録音できるデュアルフォーマットレコーディング機能

非圧縮のWAVファイルとMP3ファイルを同時に録音できる機能です。
変換作業を行うことなく、非圧縮音源と圧縮音源を手に入れることができます。

※MP3ファイルの仕様上、WAV(16bit、44.1k/48k Hz)とMP3の組み合わせに限られます。24bitおよび96kHzのWAV/BWFファイルに対して使用することはできません。
音声ファイル共有サービスSoundCloudからSNSへ
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録音後は、専用アプリから本体に保存されているファイルを選択してスマートホンへワイヤレス転送。
転送後はアプリから直接SoundCloudへアップロードすることができます。
SoundCloudではfacebookやtwitter、Google+のタイムライン上へボタンひとつでシェアすることができます。
SoundCloudのアカウントは無料で作成することができ、再生時間2時間までアップロードすることができます。

※スマートホンはWi-Fi接続に対応している必要があります。接続中は1対1の接続となるため、他のWi-Fiネットワークには接続できません。
※SoundCloudへのアップロードを行う場合は、スマートホンがインターネットに接続されている必要があります。
パソコンへのファイル転送もワイヤレス
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スマートホンだけでなく、パソコンへのファイル転送もワイヤレス。
無料の専用転送アプリケーション「DR FILE TRANSFER」を用いて、指定したファイルを転送できます。
もちろんWindows、Macそれぞれアプリケーションを用意しています。
TASCAMホームページよりダウンロードできます。

※パソコンはWi-Fi接続に対応している必要があります。接続中は1対1の接続となるため、他のWi-Fiネットワークには接続できません。

操作を簡略化できる複数の自動化機能

自動的に最適なレベルを設定するレベル調節機能(ピークリダクション、リミッター)

入力音の状況に合わせて自動でレベルをコントロールします。
過大入力を感知すると自動でレベルを下げるピークリダクション機能は音楽録音に最適です。
リミッターは、入力レベルは変更せずに過大入力を抑えます。

用途に合わせて設定できる多彩なオートトラックインクリメント(ファイル更新)機能

指定したレベルまたは経過時間でファイルを自動更新して録音を継続します。
[5分]の設定にした場合は5分ごとに自動でファイル更新(分割)を行うため、長時間録音において便利です。
もちろん、それぞれのファイルは波形編集ソフト等で統合した場合も切れ目なく再生することが可能です。
手動でのファイル更新も可能です。


音声の入力レベルを感知して自動で録音を開始するオートレック機能

コンサート開始前にセットしておけば、音声感知とともに自動的に録音を開始します。

設定した条件に合わせて自動で目印がつけられるオートマーク機能

指定したレベルを検出した場合、もしくは手動で、ファイルに目印(マーク)をつけることができます。
レベルに設定した場合は、曲が終わった場所ごとに自動でマークをつけることができます。


マークの場所でファイルを自動分割するオートディバイド機能※

マークがついている場所でファイルを分割する機能です。
オートマーク機能と併用することで、長時間録音されたファイルを自動で曲ごとに分割できます。
もちろん手動で分割することも可能です。



MTRモードを活用して本格的な楽曲制作

単体MTR同様に楽曲制作に活用できるMTRモード

4つのトラックを個別に録音することが可能なモードです。
内蔵マイクを使えばマイクを用意することなく多重録音ができます。
外部入力にも対応しますので、アンプシミュレーターやキーボードの接続、もちろん外部コンデンサーマイクによるボーカル録音にも対応。
録音された音源はミックスダウンが可能ですので、DR-44WLだけでステレオマスターを制作することができます。

ボーカルや楽器演奏をきれいに響かせるリバーブエフェクト搭載

単体楽器、ボーカルのオンマイク録音を行う場合はリバーブエフェクトが便利です。
ホール、ルームなど基本的なプリセットを備えていますので、楽曲に合わせて使い分けることができます。
録音時、もしくは再生時にエフェクトをかけることができます。


豊富な付属アクセサリーで様々な用途、環境に対応