[ID33.5x3.55mm]

O リングのシール原理
O リングは、形状と断面が円形の双方向シールです。 Oリングは一般的に、
エラストマー材料で作られていますが、PTFE や
金属。 O リングは、取り付けおよび媒体圧力によるシール材の変形を介してシールし、嵌合コンポーネント間の隙間を閉じます。 システム圧力が高くなると、隙間を通る変形（押し出しと呼ばれる）が発生し、シール不良が発生する可能性があります。 より硬いシール材料を選択するか、O リングをサポートするバックアップ リングを取り付けると、この問題が軽減される可能性があります。

操作方法
O リングは複動式シール要素です。 取り付けに応じて半径方向または軸方向に作用する初期圧搾により、O リングに初期シール機能が与えられます。これらの力はシステム圧力によって重畳され、システム圧力が増加するにつれて増加する合計シール力が生成されます。
圧力がかかると、O リングは表面張力の高い流体と同様に動作します。 圧力は全方向に均一に伝わります。

FKM（フッ素ゴム）：
構造とフッ素含有量に応じて、FKM 材料の耐薬品性と低温柔軟性が異なります。
FKM は、特に不燃性、ガス透過性が低く、オゾン、耐候性、耐老化性に優れていることで知られています。 フッ素ゴムの使用温度範囲は、-20°C ～ +200°C (短期間では +230°C まで) です。 適切に配合された FKM は、-35 ℃まで使用できます。FKM は、高温で鉱油やグリースと一緒に使用されることもよくあります。

応用
O リングは主に静的シール用途に使用されます。
- ラジアル静的シールとして、例えばブッシュ、カバー、パイプ、シリンダー用
- フランジ、プレート、キャップなどの軸方向の静的シールとして。
動的用途における O リングは、中程度の使用条件にのみ推奨されます。O リングは、シールする速度と圧力によって制限されます。
- 往復ピストン、ロッド、プランジャーなどの低負荷シール用。
- シャフト、スピンドル、回転トランスミッションリードスルーなどのゆっくりとした旋回、回転、または螺旋運動のシールに。