Feature

●*弥勒菩薩は釈迦如来の入滅から56億7千万年後の未来に姿を現わすとされる仏で、「未来仏」とも呼ばれます。如来となって衆生を救うまでは天上界の兜率天(とそつてん)で修行を続けています。右足を左膝に乗せて静かに思索にふける半跏思惟のポーズは、人々を救う方法を思い描く弥勒菩薩の姿です。
●*弥勒菩薩半跏思惟像(みろくぼさつはんかし(ゆ)いぞう) は、仏像の一形式で、台座に腰掛けて左足を下げ、右足先を左大腿部にのせて足を組み(半跏)、折り曲げた右膝頭の上に右肘をつき、右手の指先を軽く右頰にふれて思索する(思惟)姿の弥勒菩薩像である[1]。日本には大陸より6世紀から7世紀の弥勒信仰の流入と共に伝えられ、飛鳥、奈良時代の作品が多く残されている。
●*中でも有名な京都府京都市太秦の広隆寺霊宝殿に安置されている「宝冠弥勒」(国宝彫刻の部第一号)は、右手の薬指を頬にあてて物思いにふける姿で知られる。 弥勒菩薩の微笑みは「アルカイク·スマイル」として知られている。またその姿がオーギュスト·ロダンの考える人を想起させることから、「東洋の詩人(フランス語: Poète de lEst)」との愛称をもつ。偶然ではあるが、最後の審判の話がミトラ教の影響で生まれたことを考えると、ここに不可思議な因縁を感じることができる。
●*サイズ:高さ16CM。
●*材質:木.


Description

サイズ:高さ16CM。
材質:木.