火や灯りは人生の真理を語り、我々を正しい道へと導いて下さる御仏の慈悲の現れです。御仏前に灯明の灯りがあってこそ、故人は御仏の知恵に導かれて成仏できるのです。「お盆」は年に一度、ご先祖様の霊を迎えるために行う行事です。
切子燈籠
·切子灯籠は向かえ火としての門提灯の役割を担います。
·切子灯龍は角を落とした多面体の火袋を特徴としますが、この多面体は「籠目」であり籠日には悪霊を払う力があるとされています。
·切子灯籠の隅に付けられる垂流は、無縁の精霊の魔を除ける力があるとも言われています。
·初盆用の灯籠として用いられる場合は新霊(荒魂)に対しての灯籠ということになります。