中国で最も有名な山の1つである黄山がそびえる安徽省南部一帯はかつて歙州（きゅうじゅう）と呼ばれました。
この歙州の龍尾山地域で採掘される歙石は非常に粒子が細かく、重い比重で硬度も高く、
硯石に大変適していた事から、古来より多くの書道家に愛されてきました。
唐の時代には既に中国全土に広まっていたと言われています。
その硯としての優れた特徴は“堅、潤、柔、健、細、膩、潔、美”という8つの字「八徳」で表されます。
滑らかな漆黒が美しいすずり石を使用し、墨おりが良く、非常に心地よい磨り心地で、艷やかな墨を磨る事ができます。
※※ご注意ください※※
●天然石を使用しております為、それぞれの紋様は1つ1つ異なります。
●熟練した硯職人が1つ1つ丁寧に制作しておりますが、ハンドメイド品の為、細部の仕上げ等に僅かな個体差が見られる場合がございます。